ドリームキャスト用RGB21ピンケーブルについて

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最終更新日 2021年4月18日

ドリームキャストには、セガ非公認のアナログ21ピンRGBケーブルが発売されています。これを使用すると、いわゆる15kHzモニタにRGB接続出来るようになります。

基礎知識

まず、DCでの最高画質はVGA接続ですので、VGA対応しているソフトはそちらの方がお勧めです。ドリームキャストは同時代の他のゲーム機とは異なり、VGA 480p対応しているタイトルがとても多いです。"多い"と書いたのはもちろんVGAに対応していないソフトもあるからで、それがVGAボックスの弱点ですが、これについてはRGB21ピンケーブルも同様です。伝聞ですが、むしろ非対応ソフトは多いようですし、手持ちでも実際そうでした。そういう意味で、15kHzモニタはあるけど、(縦に出来る)31kHz対応モニタは持っていない人くらいしか使いどころがない代物だと長年おもっていました。

これは、Retro Gaming Cables(U.K.)により2019年6月に発売された「Sega Dreamcast PACKAPUNCH RGB 480p SCART cable」が480p対応しておりVGAボックスとほぼ同等の画質かつ、15kHzへの切り替えスイッチもあることでほぼ解消しました。また、Retro Access(US)からも DREAMCAST 15KHZ/31KHZ 480I/480P SCART CABLE という同仕様の製品が出ています。2021年2月現在、これらの製品を選ぶのが最も合理的だと思います。

2つの出力モードについて

ドリームキャストには「VIDEO」「VGA(31kHz)」「RGB TYPE 1(15kHz)」「RGB TYPE 2(15kHz)」の4つの出力モードがあり、VIDEO以外はソフトごとに対応が異なるようです。これは、2つある15kHzモードの間も同様で、TYPE 1、TYPE 2どちらでも映るゲームもあれば、どちらかでしか映らないゲームもあるようです。次項に記載しましたが、穴場開発事業団の掲示板にTYPE 2でのテスト結果が報告されていますので、参考になると思います。

ただし、前記 RGC - Sega Dreamcast PACKAPUNCH RGB 480p SCART cable や Retro Access - DREAMCAST 15KHZ/31KHZ 480I/480P SCART CABLE によりほとんどのソフトが最適な解像度でカバーされます。VGA非対応かつRGB TYPE 1、TYPE 2のいずれかにしか対応していないレアケースの心配するより、ほとんどのタイトルがカバーされている強みを活かして運用することを考える方がいいのではないでしょうか。

ここで使用している4つのタイプ名は便宜上使用しているだけであり、公式な名称ではありません。

参考資料: TOKYO RGB HOSPICE | DREAM CAST

非対応ソフト

カラット社製 DC用RGBケーブルの箱に書かれていた内容および、自分で調べた範囲のことを次項に記載しました。

また、TYPE 2でのテスト結果が穴場開発事業団の掲示板に投稿されていました(※)ので、こちらも参考になると思います。

※ 上記リンクはInternet Archive内です

各社製品

カラット

株式会社カラット(現サイバーガジェット)会社から「DC用RGBケーブル」という、セガ未認可のアナログ21ピンRGBケーブルが出ていました。これが最初に国内発売されたDC用のRGB21ピンケーブルです。ただし、音声の左右が逆にアサインされているという欠点があります。

カラット製RGBケーブルでの非対応ソフト

箱には以下が1999年8月現在での未対応ソフトとして書かれていました。

ストリートファイターZERO3,永世名人3,生体兵器エクスペンダブル,ポップンミュージック,森田の最強将棋,森田の最強Reversi,北へ。White Illumination,真本格花札,世界ふしぎ発見!トロイア

私の所有しているソフトの中では、「ギガウイング」と「NBA 2K」がNGでした。ギガウイングの場合、最初のロード時に出てくる「Dreamcast」のロゴが繰り返し出てきて起動できないという現象が起きます。NBA 2Kの場合、最初のムービーは大丈夫なのですが、ゲームを始めようとすると映像が出てきません。

GAMETECK

GAMETECK社からは6機種対応 RGBケーブルという製品が出ており、DCにも対応してました。複数機種対応しているのと、音声をRCAピンジャックで取り出せるのがメリットです。

穴場開発事業団

TYPE 1用とTYPE 2用の2種類が発売されており、BEEP秋葉原やAmazonのweb-shop 穴場開発事業団のストアで購入できます。

Retro Gaming Cables

U.K.のRGBケーブル関連の専門会社 Retro Gaming Cables から2019年6月に発売された「Sega Dreamcast PACKAPUNCH RGB 480p SCART cable」は480pに対応した上、240p/480iにもスイッチ切り替えで対応しており、VGAボックスと同様にスイッチ切り替えによる非公式対応ソフトを480pで遊ぶことも可能です。D-sub15ピン入力のないXRGB-mini FREMEMEISTER(フレームマイスター)に繋ぐのにもいいですし、XSYNC-1なりでミニD-sub15ピンに変換すればVGA端子のあるモニタにも使えますし、 汎用性が非常に高いです。ただし、VGAボックスより少し暗いです。

なお、SCART仕様であるため、国内仕様のRGB 21ピンコネクタに繋げる際には必ずJP21への変換コネクタなりを通してください。

Retro Access

アメリカのRGBケーブル関連の専門会社 Retro Accessからも DREAMCAST 15KHZ/31KHZ 480I/480P SCART CABLE という、切り替えスイッチ式のVGAと15kHz アナログRGB両対応の製品が出ています。こちらは未所持なので、まだ試せていません。いずれ購入したらこちらに他製品との比較結果を記載する予定です。

製品名から分かるように、こちらも、SCART仕様です。

その他の製品

また、ドリームキャストマガジン2000年7月28日号によると、ヨーロッパではセガ純正SCARTケーブルが販売されていたようです。

2021年2月時点ではヤフオクでVGA/RGB TYPE 1/RGB TYPE2の3モード対応でJP21仕様のRGBケーブルを出している人もいますが、個人出品ですし、自分で試してはいないのであくまで参考情報とさせていただきます。

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