GGダンパー(GG Dumper)について

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最終更新日 2022年12月8日

ゲームギア/キッズギア用ソフトをバックアップするためのツール「GGダンパー(GG Dumper)」についてのコーナーです。

私自身は、Windows 10 Pro(64bit)でしか動作を確認していません。Windows 10 Pro(64bit)では初期バージョンからVer.20H2まで問題なく使えています。

2021年1月時点では レトロフリーク用ギアコンバーター + レトロフリークカートリッジアダプター + RetroFreakDumperの方がお勧めです。レトロフリーク本体を持っている人なら、USB延長ケーブルを買い足すだけで使えるはずです(システム要件は公式サイトをご覧ください)。ただし、利用上の注意はGGダンパーと同じですので、下記ページ中のそこだけはご覧ください。

raphnetのSMS/Mark-III cartridge reader/programmerPCB for building a Game Gear to SMS adapter を組み合わせる方法もあるようです。ただし、コネクタは別途用意する必要があります。


1.見た目

以下のように基板むき出しです。なお、USBケーブルが付属しています。

GGダンパー

2.準備

ドライバーとダンパーソフトをインストールします。

RARファイルの展開には7-Zipあたりを使えばいいです。

ドライバーのダウンロードとインストール

GGダンパー用ドライバーをサポートページからダウンロードしてインストールします。

ダンパーソフトのダウンロードとインストール

GGダンパー用ドライバーと同じページにある、GGダンパー用クライアント「Tengu SEGA GameGear Cartridge Dumper」をダウンロードし、任意のフォルダにインストールします。

3.使用手順

  1. ゲームギアのROMカートリッジをGGダンパーに差し込みます。

  2. GGダンパー付属のUSBケーブルで、Windows PCと繋げます。

    カートリッジとUSBケーブルを繋いだ図

    なお、認識されない場合は、ケーブルを差しなおすなりしてください。

  3. GGダンパー用クライアントの実行ファイル「Tengu GG Dumper 1.1.exe」を起動します

    Explorerから

  4. 「Cart Info」ボタンを押下します。

    Cart Infoボタン押下

    ソフトの情報が表示されます。

    ソフト情報表示

  5. 「Read ROM」ボタンを押下します。

    Read ROMボタン押下

    ファイルの保存ダイアログが出るので、任意のフォルダにROMイメージを保存します。拡張子は自動的に"gg"が付加されます。

    Explorerから

カートリッジが汚れていると正しくggファイルが作られないことがあるので、吸い出した後にROMをEverDriveに書き込むなり、エミュレーターを使うなりして正しく吸い出せているかを確認した方がいいです。

利用上の注意

本人所有のカートリッジ/CD-ROMから所有者本人により吸い出したROMイメージは私的複製の範囲内であり、バックアップすることもそれを使用して本人がゲームプレイすることも日本の法律上もんだいありません。コピープロテクトを解除する場合は例外ですが、当サイトでは取り扱っていません。他にも注意点がありますので、以下をご覧ください。

【注意】ここで作成したROMイメージは私的使用の範囲内で利用してください。作成したROMイメージを他人に譲渡または販売するのは著作権法に違反します。当然、不特定多数がアクセスできるサーバー上にアップロードするのも同様です。また、複製元のカートリッジ/CD-ROMを譲渡または売却した場合、該当するROMイメージは廃棄する必要があります。これは、著作権法の第四十七条の三で規定されています。

参考になるWebページ

4.制限事項

GG Dumperは2016年10月10日現在、セーブデータを吸い出せません。

また、全てのギアソフトを吸い出せるわけではないようです。例えばバーチャファイター MINIは何度試してもNGでした。

レトロフリークカートリッジアダプター + RetroFreakDumperでは、バーチャファイター MINIも吸い出せました。

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