Mega EverDriveについて

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最終更新日 2020年9月20日

ウクライナのKriKzzによるFlash Cartです。この手のものの代名詞となっていて、Chinaによりたくさんの模造品が作られていますが、こちらが本家です。

種類

Mega EverDrive X7

Proが出る前のバージョンです。メガCD/SEGA CD/MEGA CD(欧州)ソフトを遊ばないなら、こちらの方が安価です。MDタイトルなら1タイトルあたり1か所ステートセーブができます。

Mega EverDrive X7

Mega EverDrive Pro

メガCD/SEGA CD/MEGA CD(欧州)に対応した上位バージョンです。ステートセーブが1タイトルあたり100か所に増えました(MDカートリッジソフトのみ対応)。

MULTI-METAやCDXのようなCD-ROM一体機では、メガCD/SEGA CD/MEGA CD(欧州)のエミュレーション機能は使えません。CDソフトを起動しようとするとエラーメッセージがでます。

Mega EverDrive Pro

Mega EverDrive ProでメガCD/SEGA CD/MEGA CD(欧州)のエミュレーション機能を使うには正規のBIOSファイルが必要です。日本の法律上は手持ちのメガCD(SEGA CD/MEGA CD)から自分で吸い出したBIOSファイルを使う必要があり、比較的ハードルの高いガジェットですのでご注意ください。吸出し方法の案内は "MEGA DRIVE用Flash Cartについて" に記載してあります。

機能

メガドライブ/GENESIS/MEGA DRIVE(欧州)のカートリッジROMイメージおよびセガ・マークIII/マスターシステム/SEGA Master System(海外)のROMイメージがメガドライブ/GENESIS/MEGA DRIVE(欧州)実機であそべるというのが基本機能です。本体に32Xがセットされていれば、32XのROMイメージも使えます。ProはメガCD/SEGA CD/MEGA CD(欧州)ソフトをCDドライブなしで遊べます。また、MEGA Sgなら全機種用ソフトも遊べます(X7/Proともに)。

機能の詳細はX7は公式サイト - Mega EverDrive X7を、Proは公式サイト - Mega EverDrive Proをご覧ください。かなりの多機能です。また、MegaSDよりマスターシステムのFM音源の再現度はこちらの方が高いです。

microSDカードの選択

結論から言うと、SanDiskか東芝のClass10のmicroSDカードで、カートリッジのみなら8GB/16GB、Mega EverDrive Pro用途でメガCDソフトも入れるなら64GB/128GBで十分です。以下は詳細です。

一般に「SDカード」と言われるものには多くの規格があります。Mega EverDriveで使用できる物は物理サイズ的には「microSDカード」であり、「miniSDカード」や「SDカード」はサイズ的に使えません。

Mega EverDvier X7 OS Ver.3.13時点での対応規格は4GB~32GBに対応する「SDHC」です。64GB以上の「SDXC」はexFATからFAT32にフォーマットしなおせば使えると思いますがサポート外です。Mega EverDrive ProはSDXCにも対応しています

メーカーはSanDiskと東芝に定評がありますが、他のメーカーがダメなわけでもないでしょう。以上を勘案して、条件の合う中でコストパフォーマンスの良いものを買えば良いと思います。

ちなみに私がMega EverDvier X7で使用しているSDカードは以下です。最初はSanDiskの16GB Class10を使っていたのですが、せっかくだからで。

MD microSD

Mega EverDrive Proには以下を使っています。

Mega EverDrive Pro用microSD

OSの更新

常に最新版のOSを使うことを推奨します。2020年9月20日時点での最新版はX7のOSがVer.3.13、ProのOSが4.05です。

使用手順

以下の中見出しの内容を順に行い、EverDrive用のmicroSDカードを完成させてから、EverDrive上部のスロットに差し込みます。Proについてより詳細な手順や仕様はMega EverDrive Proマニュアルをご覧ください。

1.Mega EverDrive用OSのインストール

公式サイトからX7(X3/X5と共通)のOSか、ProのOSをダウンロードします。OSを展開し、MEGAフォルダごとmicroSDカードのルート直下にコピーします。これを忘れると起動時にエラーが出ます。

2.microSDカードにメガCDのBIOSファイルをコピー (Proのみ)

MEGA/biosフォルダにメガCDのBIOSファイルを格納します。その際はファイル名を下記に変更してください。日本国内用ソフトを遊ぶためのBIOSは、MegaSDと異なりアジア版MULTI-MEGAのものも使えました。スタートボタンを押さずにCD-ROMを読み込んでくれるので私はそちらを使っています。

メガCDのBIOSの吸出し方法については メガドライブ/GENESIS/MEGA DRIVE用Flash Cartについて - BIOSの吸出し をご覧ください。

3.microSDカードにCD-ROMイメージをコピー (Proのみ)

CD-ROMのソフトは各タイトルごとにフォルダを作る必要があります。binファイルとcueファイルは必ず同じフォルダに入れてください。ナイトトラップのように二枚組のゲームの場合、Disc1, Disc2ともに同じフォルダに入れてください。

各タイトルのフォルダはルート直下でも任意のサブフォルダ内でも構いません。フォルダ名はすべていわゆる半角英数字記号のみにした方が無難です。

4.microSDカードにカートリッジのROMイメージをコピー

任意のフォルダにカートリッジのROMイメージをコピーします。フォルダ構成は自由ではありますが、CD-ROMとメガドライブ(GENESIS/MEGA DRIVE)とSMS(SG/SC/MK3)はそれぞれ別のフォルダにしておいた方が使いやすいと思います。

5.遊びたいタイトルの選択

microSDカードに入れておいたゲームを適当に選びます。別のタイトルに切り替えたい場合、後述するショートカットでメニュー画面を呼び出します。

覚えるべきショートカットキー

Mega EverDrive X7

「↓ + Start」でのメニュー呼び出しは覚えましょう。

Mega EverDrive Pro

デフォルト「↓ + Start」のMDソフトのときのメニュー呼び出しは覚えましょう。Proは "Option > [In-Game Combo] > In-Game Menu SMD" からキーバインドを任意の組み合わせに変更可能ですので、MEGA Sgのメニュー呼び出しと重複する場合は変更した方がいいでしょう。

デフォルトだとクイックセーブ、クイックロードのショートカット割り当てはありませんが、「← + Start」にクイックステートセーブ、「→ + Start」にクイックステートロードを割り当てると楽々です。

SMSソフトのときのメニュー呼び出しは方向キーとB/Cボタンしか実質割り当てられないため、"In-Game Menu SMS" を有効にしているとアレスタのようなゲームを遊ぶときに暴発しまくります。なので私はOFFにしています。


おまけ

その他おまけ機能を紹介します。

NES/FC対応(Proのみ)

ProはおまけでFC/NES(NTSC)にも対応しています。ただし、初期のシンプルな作りのゲームのみの対応です。非対応のゲームの場合"Mapper is not supported"のメッセージが表示されます。あくまでおまけ機能で、軽く序盤面を遊ぶことができる程度の認識がよいかと思います。

動画再生(Proのみ)

Proは動画再生ができます。MP4ファイルをそのための専用ツール「MegaColor Video Converter for Mega Everdrive Pro」にドラッグ & ドロップし、作成されたdatファイルを"mega_video_player.dat"にリネームするだけで変換できます。最終出力は288×192 30fpsになるので、一から動画作成する際は、ソース映像をあらかじめ合わせておくといいかもしれません。なお、microSDカードにMovieフォルダなりを作った上で、さらに動画ごとにサブフォルダを作成し、"mega_video_player.bin"と"mega_video_player.dat"をコピーすることで複数の動画を格納できます。

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