MegaSDについて

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最終更新日 2019年9月9日

スペインのTerraonion社によるメガCD/SEGA CD/MEGA CD(欧州)のハードウェアエミュレーション機能つきのFlash Cart「MegaSD」についてのページです。2019年6月に発表され2019年8月に出荷され始めました。

メガCD/SEGA CD/MEGA CD(欧州)のエミュレーション機能を使うには正規のBIOSファイルが必要です。日本の法律上は手持ちのメガCD(SEGA CD/MEGA CD)から自分で吸い出したBIOSファイルを使う必要があり、比較的ハードルの高いガジェットですのでご注意ください。

基本情報

細かな製品仕様は、下記製品ページや説明書をご覧ください。価格は2019年9月1日時点のものです。

GENESIS1+MegaSD

機能

ざっくりと書きます。上記したように、詳細はMegaSD User Manualをご覧ください。32Xを刺しているときの使用可否についても書かれています。

ROMカートリッジのFlash Cartとしては、EverDriveの方に分があると思います。こちらはショートカットキーでのリセットが弱いのと、SMSのFM音源の再現度も低いです。正直この音色ならPSGの方がいいです。

microSDカードの選択

結論から言うと、SanDiskか東芝の32GB/64GB Class10のmicroSDカードで十分です。以下は詳細です。

EverDriveの欄で記載したように、SDカードと呼ばれるものには多くの規格がありますが、MegaSDで使えるのはmicroSDカードです。MegaSDではSDXC規格にも対応しており、400GBのものまで使用可能です。

ちなみに私が使用しているSDカードは以下です。私はメガCD/SEGA CDソフトはそんなに持っていないので32GBで十分だと思っていたのですが、余裕を持たせる意味で64GBにしようと見積もっていたのに買うときにさらに2倍にしてしまってうっかり128GBのを買ってしまいました。現在スカスカです。

MD microSD

Firmwareの更新

常に最新版のFirmwareを使うことを推奨します。2019年9月8日時点での最新版はVer.1.03 R07です。

MegaSDのFirmwareをダウンロードするにはTerraonionのサポートページにログインする必要があり、MegaSDカートリッジの裏にあるシリアル番号が必要となりますのでご注意ください。

公式サポートページから最新のFirmwareをダウンロードし、microSDカードにコピーして起動するとFirmwareを更新するか問い合わせてくるので、Aボタンで更新を進めてください。なお、readmeにも書いてありますが、Firmware更新中は絶対に電源を落とさないでください。なお、各種設定値はテキストファイルに保存されているため、Firmwareを更新しても設定は保持されます。

使用手順

以下の中見出しの内容を順に行い、MegaSD用のmicroSDカードを完成させてから、MegaSD本体右側のスロットに差し込みます。

1.microSDカードにメガCDのBIOSファイルをコピー

microSDカードの直下(ルート)に"BIOS"フォルダを作成し、そちらにメガCDのBIOSファイルを格納します。複数リージョンぶんある場合は全部いれてください。

BIOSの吸出しには下記が必要となります。

SEGA CD BIOS吸出し1

ケーブルは自作しなくともtototek! - Sega CD Transfer Cableにて$20.00(送料込み)で買えますので楽したい方はそちらで。プリンタ用パラレルポート付きの32bit Window PCは、中古でなら5000円前後程度なので大きなハードルとは言えないでしょう。

詳細な手順は下記(外部サイト)が参考になると思います。

"自由日記J -ジャンカーへの道-"さんの方法はEP-ROMから直接BIOSを吸い出すため、プリンタ用パラレルポートのついたWinPC(32bit)が必要ない上にメガCDが故障していても大丈夫ですが、むしろハードルが高いと思います。

2.microSDカードにCD-ROMイメージをコピー

CD-ROMのソフトは各タイトルごとにフォルダを作る必要があります。binファイルとcueファイルは必ず同じフォルダに入れてください。ナイトトラップのように二枚組のゲームの場合、Disk1, Disk2ともに同じフォルダに入れてください。

各タイトルのフォルダはルート直下でも任意のサブフォルダ内でも構いません。ただしフォルダ名はすべていわゆる半角英数字記号のみにしてください。いわゆる全角文字を使うとフリーズします。

3.microSDカードにカートリッジのROMイメージをコピー

任意のフォルダにカートリッジのROMイメージをコピーします。フォルダ構成は自由ではありますが、CD-ROMとメガドライブ(GENESIS/MEGA DRIVE)とSMS(SG/SC/MK3)はそれぞれ別のフォルダにしておいた方が使いやすいと思います。

microSDカードの直下(ルート)に"BUP"フォルダを作成し(すでにある場合は作成不要です)、その中に実カートリッジから吸い出したバックアップファイル(*.srm)を入れておくと、MegaSD経由でゲームを起動したときにも使えます。

4.MegaSDの初期設定

  1. microSDカードをMegaSDに差し込んだあと、MegaSDをメガドライブ本体に差して起動します。

  2. Cボタン押下で設定メニューが起動するので、「In-Game Menu」をオンにします(デフォルト:オフ)。これは個人的な推奨であり、必須ではありません。「Emulate seek time」のチェックを外して読み取り高速化を試すのもいいでしょう。安定しなかったときはオフに戻せばよいかと。

    MegaSD初期設定1

  3. 「Select CD BIOS」から各リージョンのBIOSを設定します。

    MegaSD初期設定2

    MegaSDがサポートしているBIOS以外は、BIOSフォルダにファイルを格納していても選択できません。例えばアジア向けMULTI-MEGAのBIOSは選択できません。公式推奨BIOSは2.00Cまたは2.00Wとマニュアルに書かれています。国内メガCD2は2.00Cでした。

5.遊びたいタイトルの選択

microSDカードに入れておいたゲームを適当に選びます。別のタイトルに切り替えたい場合、「↑ + Start(短く)」でメニュー画面を呼び出すか、本体右側の物理スイッチを長押しします。マスターシステム以前のゲームの場合は物理スイッチの長押しでしかリセットできません。

覚えるべきショートカットキー

「↑ + Start(短く)」でのメニュー呼び出しは覚えましょう。


おまけ

bin + cueフォーマットでのCD-ROMイメージ作成ソフト

Twitter見ているとbin+cueフォーマットでイメージ作るソフトを知らない人が予想外に多かったので紹介しておきます。別に下記以外のソフトでも作れるので、気に入らなかったら別のをご自分で探していただければと。

ImgBurn

定番のCDライティングソフトですが、CD-ROMからイメージを作成するのにも使えます。その際のデフォルトフォーマットが"bin + cue"なのでフォーマット選択ミスも起きにくいです。

ただし、最新版のVer.2.5.8は公式サイトのダウンロードリンクのうち、「Free-Codecs.com」以外はアドウェア付きのインストーラが提供されているので、必ず下記赤枠のリンクからダウンロードしてください。

ImgBurnダウンロード先

利用上の注意

本人所有のCD-ROM・カートリッジから所有者本人により吸い出したROMイメージは私的複製の範囲内であり、バックアップすることもそれを使用して本人がゲームプレイすることも日本の法律上もんだいありません。ただし注意点がありますので、以下をご覧ください。

【注意】ここで作成したROMイメージは私的使用の範囲内で利用してください。作成したROMイメージを他人に譲渡または販売するのは著作権法に違反します。当然、不特定多数がアクセスできるサーバー上にアップロードするのも同様です。また、複製元のCD-ROM・カートリッジを譲渡または売却した場合、該当するROMイメージは廃棄する必要があります。これは、著作権法の第四十七条の三で規定されています。

参考になるWebページ

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