[MD01]いろいろなメガドライブ

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最終更新日 2016年9月4日

はじめに

メガドライブを初めて買う場合

以下にメガドライブ本体の種類をいろいろ書いていますが、「PSOを遊んで、メガドライブのファンタシースターシリーズを遊びたくなった」とか、「斑鳩を遊んで、トレジャーのゲームを遊びたくなった」などの理由でメガドライブを買う場合、安く売っている本体を買うので構わないと思います。

いろいろ細かい性能差などはありますが、今のゲーム機と比べた場合と比較すると気にするほどのものではないと個人的に思っています。大切なのは、「遊びたいゲームが遊べるかどうか」ではないでしょうか。

結論としては、基本的にメガドライブか、メガドライブ2を買えば大丈夫ということです。メガCDソフトを遊ぶために、メガCDかメガCD2を増設する場合も、「メガドライブ-メガCD」「メガドライブ-メガCD2」「メガドライブ2-メガCD」「メガドライブ2-メガCD2」いずれの組み合わせも可能ですし。

メガCD用ソフトを遊びたい場合は、最初から一体機であるワンダーメガを購入した方がいいと思いますが、入手難易度がやや高くなるという弱点があります。価格的にも、メガドライブ本体とメガCDをそれぞれ単品で買うよりも高くつくことが多いはずです。また、スーパー32X用ソフトを遊ぶためにスーパー32Xを本体に取り付ける場合に、ワンダーメガはメーカーに頼んで本体を改造してもらう必要があったというのも、弱点と言えるでしょう。

注意

  1. 後年発売された互換機は、総じて音がよくないようです。

  2. 以下の文章の中で接続可能かどうか、プレイ可能かどうかは、個人による改造が行われないでのものとします。

    また、環境設定の方に書いてある、エリアプロテクトを回避する機器も使用しないことを前提に記述します。

  3. 私は以下の本体、周辺機器を、全て持っているわけではありません。事実誤認などがありましたら、修正しますので、ぜひご指摘ください。

1.本体

日本国内用

ROMカートリッジ用

メガドライブ

1989年発売の、一番基本的なメガドライブです。前面にステレオミニジャックのヘッドホン端子があり、そこからステレオ音声出力がされています。メガアダプタや、スーパー32Xを取り付けるのに、メガドライブ2よりもフィットするという特長があります。

メガドライブ2

1993年に発売された、メガドライブの廉価バージョンです。

メガドライブ1と異なり、ヘッドホン端子がなくなって本体背面のAV出力端子からステレオ音声が出力されるようになっていますので、ステレオ接続する場合に配線がすっきりするという特長があります。ただし、標準で付いてくるAVケーブルはモノラルなので、ステレオ接続するのに専用のケーブルを準備する必要があります。

あと、環境設定のページにも書いてありますが、AVケーブル、ACアダプタは、メガドライブ1と別ですので注意してください。コントローラはどちらでも使えます。

テラドライブ

IBM PC/AT互換機(286相当)に、メガドライブの機能が付いたという逸品です。ただし、メガCDの拡張は出来ません。

メガジェット

JALなどの国際線で利用されていた、ジェット機用メガドライブが一般用にカスタマイズされて発売されたものです。

本体とコントローラが一体化しているので、旅行時や出張時などに持ち歩きやすいという特長があります。ただし、形状上通常のMDよりも操作しづらいと思います。また、メガCDの拡張も出来ません。

CD-ROMドライブ一体機

ワンダーメガ

1992年にビクターとセガから発売された、メガドライブ, メガCD一体機です。S端子出力が標準で備わっているのが魅力です。

ワンダーメガ2

ワンダーメガの廉価版です。MIDI機能が削除され、コードレスパッドが標準装備になっています。S端子出力も可能です。

別途コントローラを準備すれば、1P側でコードレスパッドを使わずに遊ぶことも出来るので、コードレスが嫌いな人も大丈夫なようです。こちらは、ビクターからしか出ませんでした。

レーザーアクティブ(+ メガLDパック)

パイオニアとNECから出ていたレーザーアクティブというレーザディスクプレイヤーに、メガLDパックというオプション機器を取り付けることで、メガドライブ用ソフトが遊べるようになります。

ROMカートリッジのソフトはもちろん、メガCDソフトも遊べます。また、専用の「メガLD」ソフトも数点リリースされました。

CSD-GM1

アイワから出た、メガドライブ, メガCD一体型のCDラジカセです。

こちらは、音声性能に関してあまりにも酷いので、お勧めしかねる一品です。

リンガーフォン EDUCATION GEAR

後述するMULTI-MEGAの国内向けバージョンにあたると聞いています。教育用ということで、極一部に出回っただけで、たいへん珍しい品物のようです。

海外用

北米向けは"GENESIS"で、その他の地域では"MEGA DRIVE"で発売されていました。MEGA DRIVEはNTSC用とPAL用のどちらも発売されているので、購入する際は注意してください。

補足の意味で、地域ごとの差異を簡単な表にしてみます。

各地域のメガドライブの違い
地域 本体の名称 カートリッジロック カートリッジスロット 映像方式 水平走査線数 垂直走査周波数
日本 メガドライブ MD1のみあり 日本タイプ NTSC 525本 59.94Hz
北米 GENESIS なし GENESISタイプ NTSC 525本 59.94Hz
ブラジル MEGA DRIVE なし GENESISタイプ PAL-M 625本 59.94Hz
欧州 MEGA DRIVE なし GENESISタイプ PAL 625本 50Hz
アジア MEGA DRIVE MD1のみあり(?) 日本タイプ NTSC 525本 59.94Hz
PAL 625本 50Hz

ROMカートリッジ用

GENESIS (NTSC)

メガドライブの北米向けバージョンです。エリアプロテクトのかかっている日本向けソフトは動きません。

GENESIS2 (NTSC)

メガドライブ2の北米向けバージョンです。エリアプロテクトのかかっている日本向けソフトは動きません。

GENESIS3 (NTSC)

セガからライセンスを受けた海外のMAJESCO SALES社により作られた、コンパクトなGENESIS互換機です。当然、エリアプロテクトのかかっている日本向けソフトは動きません。

非常にコンパクトなのはいいのですが、SEGA CDやGENESIS 32Xにより拡張することが出来ないという欠点があります。また、音声もモノラルでしか出力されていないようです。

SEGA GENESIS CLASSIC GAME CONSOLE (NTSC)

セガからライセンスを受けた海外メーカーにより作られた、コンパクトなGENESIS互換機です。日本向けソフトも動くそうです。

80本ソフトが内蔵されているのはいいのですが、出来が非常にチープでAmazonの商品レビューでも総じて不評です。

MEGA DRIVE (PAL/NTSC)

メガドライブの北米以外の地域向けのバージョンです。PAL版の場合、日本向けソフトは動かないと思った方が無難です。

MEGA DRIVE2 (PAL/NTSC)

メガドライブ2の北米以外の地域向けのバージョンです。PAL版の場合、日本向けソフトは動かないと思った方が無難です。PAL版は電源スイッチとリセットボタンがオレンジ色なので見分けやすいです。

2000年夏ごろから東京の一部店舗などで、国内向けの製品が流通していましたので、そちらの場合は日本向けソフトが遊べます。開けて内部を見た人によると、台湾U.M.C.製とのことです。

その他、GAME JOYやRetronシリーズなどの互換機でもGENESIS/MDソフトが遊べるようです。また、ブラジルではMEGA DRIVE3、MEGA DRIVE4が出ていました。

CD-ROMドライブ一体機

X'Eye (NTSC)

ワンダーメガ2の北米向けバージョンです。エリアプロテクトのかかっている日本向けソフトは動きません。

GENESIS CDX (NTSC)

やや大きめのポータブルCD機を思わせる外観の、GENESIS, SEGA CD一体機です。コンパクトで格好いい人気機種です。ただし、GENESIS互換機ですので、エリアプロテクトのかかっている日本向けソフトは当然動きません。

なお、GENESIS 32Xの拡張も出来ます。

MULTI-MEGA (PAL/NTSC)

NTSC用のものは上記CDXのアジア向けバージョンとして一時期秋葉原などで売られていました。外観の格好良さに加え、日本国内用ソフトがそのまま動くという特長があり、非常に人気があります。これは一般の流通に載せて販売して欲しかったですね。日本国内用スーパー32Xを繋げて、スーパー32X用ソフトを遊ぶことも可能です。

ヨーロッパ向けのものも同名で出ていますが、PAL規格用ですのでPAL対応モニタかFRAMEMEISTERなりのPAL対応コンバーターが必要になります。ベースクロック変更などの本体改造をしないと国内用ソフトをNTSC用と同様には遊べないので、国内用ソフトを遊ぶのに使いたい場合はNTSC用のものを選択した方が無難です。

携帯用

GENESIS NOMAD (NTSC)

携帯用、液晶画面付きのGENESISです。詳しくはNOMAD解説ページにで記述していますので、そちらをご覧ください。

その他、SEGA GENESIS ULTIMATE PORTABLE GAME PLAYERやPocket MDやMD Playなどの互換機、およびSFC互換機のポケファミDXにMDアダプタを付けることでもGENESIS/MDソフトが遊べるようです。ただし、音の再現性は低いものが多いと聞いています。

2.重要な周辺機器

日本国内用

メガCD

1991年に発売された、メガドライブ, メガドライブ2用のCD-ROMユニットです。

フロントローディングで、メガドライブ(1)にはこちらの方が形状的にフィットします。ただ、メガCD向けソフトを遊ぶのが最優先な場合、組み合わせは特に気にしなくてもいいと思います。

メガCD2

1993年に発売された、メガCDの廉価版です。

トップローディングで、メガドライブ2にはこちらの方が形状的にフィットします。メガCDの方でも書きましたが、メガCD向けソフトを遊ぶのが最優先な場合、組み合わせは特に気にしなくてもいいと思います。

スーパー32X

サターン発売直後の1994年12月に出た、メガドライブのアップグレードユニットです。各種メガドライブのカートリッジスロットに取り付けることにより、スーパー32X用ソフトを遊べるようになります。

なお、スーパー32X専用ソフト以外も、そのままスーパー32X上のスロットに差して遊ぶことが可能です。また、特殊チップを使っているVirtua Racingは、スーパー32Xを装着している状態だと動きません。

スーパー32Xを付けるとGENESISソフトが国内用メガドライブで遊べるようになると信じている人がたまにいるようですが、エリアプロテクトはスーパー32Xでは解除できません。ご注意を。これは、メガドライブ(1)のカートリッジロックにより遊べなかったGENESISソフトに関して、スーパー32Xにより国内メガドライブで遊べるようになるのが拡大解釈されているようです。

メガアダプタ

1990年に発売された、メガドライブ(1)上でセガ・マークIII用ソフトを動かすためのアダプタです。MARK3, マスターシステム専用ソフトのほとんどは動くのですが、SG-1000/SC-3000用ソフトは動きません。また、FM音源には対応していません。

形状の関係で、加工しないとメガドライブ1以外の本体では使用できません。また、スーパー32X上から差しても使えません。GENESIS NOMADでも使えません。

2016年8月末に発売されたレトロフリーク用ギアコンバーターはメガドライブ実機でメガアダプタの互換品として使用することができます。そして、純正メガアダプタと異なり、メガドライブ実機の種類を選びません。メガドライブ2やMULTI-MEGAでも使えます。ただし、メガドライブ1/GENESIS1の場合、カートリッジロック機構に引っかかるので、本体からロック機構を取り外すか、ユニバーサルゲームアダプタで下駄を履かせるかしないと実用性が低くなります。個体差もありますが、電源を入れることは一応可能なことが多いようです(手持ちVA1:OK, VA5:NG)。

なお、スーパー32X上から差しても使えないのと。GENESIS NOMADでは使えないのは純正メガアダプタと同様です。FM音源に対応していないのも同様です。純正メガアダプタには付いているポーズボタンがないので、ポーズボタンを使用する一部のゲームにも対応していません。

あと、伝聞ですが、ワンダーメガ(初代)はカートリッジロック部分がスイッチになっていて、ギアコンバーターが干渉して電源入らないようです。ユニバーサルゲームアダプタで下駄を履かせることで回避できます。ワンダーメガ2が同様なのかは不明です。

海外用

SEGA CD

メガCDの北米向けバージョンです。国内メガCDとの互換性はありません。ブラジル版も同名のようです。

SEGA CD2

メガCD2の北米向けバージョンです。国内メガCDとの互換性はありません。ブラジル版も同名のようです。

MEGA-CD

メガCDの北米以外の海外向けバージョンです。

SEGA CD2

メガCD2の北米以外の海外向けバージョンです。

GENESIS 32X

スーパー32Xの北米向けバージョンです。

MEGADRIVE 32X

スーパー32Xの北米以外の海外向けバージョンです。

POWER BASE CONVERTER / MASTER SYSTEM CONVERTER

メガアダプタの海外向けバージョンです。初代GENESIS/MEGA DRIVE用です。

MASTER SYSTEM CONVERTER II

メガアダプタの海外向けバージョンで、機種を問わずに使えます。ただし、GENESIS NOMADは例外で、対応していません。

その他、海外ではSEGA Master SystemソフトをGENESIS/MEGA DRIVEで遊ぶためのコンバータがサードパーティにより複数種類発売されています。なかでもカナダの個人企業db Electronics制作のPower Base Converter FMは、隠しFM音源対応しているSMSソフトを遊ぶのに向いています。

3.最後に

本体の写真を見たい場合、「ぴこぴこ i FEEL ALRIGHT !」やメガドライバーリンクからリンクさせていただいている、あじすけ様の「メガドライブ博物館」や、みほのぶるぼんさんの「めがすてぃーるえんぱいあ」をご覧になることをお勧めします。個々の説明も、うちよりもずっと詳しいです。海外の情報だとSega Retroが詳しいです。

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